コラム

Webマーケティング手法を取り入れていますか?ひとつもやっていないという方はおそらくいないでしょう。しかし、今日のマーケティング手法には多種多様なものがあります。まだやっていない手法があったら、一度試してみましょう。

この記事では、マーケティングで売上を伸ばしたい担当者の方のために、今からでも始められるマーケティング手法をお伝えします。ぜひご一読して、今後のマーケティングに活かしてください。

 

■SEO(検索エンジン最適化)

Yahoo! JAPANやGoogle、Bingなどの検索エンジン結果に、ウェブページを上位表示させることでアクセス数を稼ぐ方法です。アクセス数が増えれば、必然的に顧客も増え、売上も伸びます。タイトルや記事内容にキーワードを含めることが基本中の基本です。

 

2016年現在では、Yahoo! JAPANでもGoogleの検索エンジンが使われています。また、Bingのシェアは日本では5%程度しかありません。つまり、SEOでは事実上Googleの検索エンジンに対しての最適化を図ることになります。

 

なお、Yahoo!ショッピングや楽天市場、Amazonなどに商品を出品している場合は、各マーケットの検索エンジンに対してのSEOも必要になってきます。

 

■リスティング広告

Yahoo! JAPANやGoogleなどの検索結果ページに、検索キーワードに応じた広告を掲載する方法です。たとえば、「チョコレート」で検索するとお取り寄せチョコレートなどの広告が検索結果上部(もしくは右)に表示されます。SEOよりも即効性が高く、すぐに成果を出したいときにおすすめです。

 

有名なのは、「Google AdWords」と「Yahoo!プロモーション広告」2つです。それぞれの検索エンジンの検索結果ページに広告を掲載できます。もちろん、有料になりますが、1クリック10円から始められますので、それほど高額な費用は必要ありません。ただし、人気の高いキーワードはクリック単価が高くなります。

 

■アドネットワーク広告

アドネットワーク広告の広告枠があるサイトに広告を掲載する方法です。掲載される広告は、掲載されているサイトの内容やページに訪れたユーザーの興味のあるものが表示される仕組みになっています。ほとんどの方が見たことがあるでしょう。

 

リスティング広告と同じく、1クリックに対して掲載料金を支払うことになります。有名所は、「Google AdSense」と「Yahoo!ディスプレイアドネットワーク」の2つです。アドネットワーク広告枠を掲載しているサイトは非常に多いため、かなり多くのユーザーにアプローチできます。

 

■アフィリエイト広告

ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)に広告を出稿し、その広告をアフィリエイター(掲載主)のサイトに掲載してもらう方法です。掲載された広告経由で、会員登録や商品の購入など、実際に成果が発生した場合のみ料金がかかります(成果報酬型)。ASPの大手には、「A8.net」や「アフィリエイトB」、「バリューコマース」などがあります。

 

■SMM(ソーシャルメディアマーケティング)

今日では広く普及しているTwitterやFacebookなどのSNSをマーケティングに利用する方法です。どちらかといえば、直接商品やサービスを売り込むのではなく、企業やブランドの認知度のアップやイメージの向上を図るのに向いています。また、キャンペーンやイベント情報を伝えるのにも有効な手段です。大企業では、Twitterの公式アカウントを利用してマーケティングを展開する企業が増えてきました。

 

■メールマーケティング

メルマガやニュースレターなどメールを活用する方法です。古くからある手法ですが、現在でも有効です。大量のメールを送ることになるため、一般的なメールソフトでは対応できません。そのため、「まぐまぐ!」などのメールマガジン配信サービスを使うとよいでしょう。また、Yahoo!ショピングや楽天市場などのモールシステムからも簡単にメルマガを発行できます。モールの場合は、注文によって集まったメールアドレスをすぐにでも活用できるのでおすすめです。

 

■まとめ

まだやっていないマーケティング手法はありましたか?インターネットの変遷とともに、マーケティング手法も移り変わっていきます。積極的に新しい手法を取り入れて、顧客を増やしていきましょう。