コラム

WordPressはもはやブログというよりは、高機能なプラグインに支えられたCMSプラットフォームです。企業のコーポレートサイトとしてWordPressの採用が進むのも、いわゆる企業情報(会社情報、IR情報、採用情報など)を提供するのに便利な他、物販ができたり、コンテンツマーケティングができたり、会員制サイトが作れたりするという柔軟性にあります。

この記事では、そうした企業でWordPressをつかったコーポレートサイトを構築するときに押さえておきたいポイントを3点解説します。

【ポイント1】WordPressはコーポレートサイト構築プラットフォームとして実績抜群

最初に、誰でも聞いたことのある著名企業、著名サービスでWordPressを使って構築されたサイト例をみておきましょう。
単なるブログシステムに毛が生えたものという認識を完全に消し去って、コーポレートサイトのプラットフォームとしてWordPressは申し分ないというところを確認してみてください。

クックパッド株式会社
https://info.cookpad.com/

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株式会社カカクコム
http://corporate.kakaku.com/

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株式会社博報堂
http://www.hakuhodo.co.jp/

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【ポイント2】WordPressの可能性を広げる代表的なプラグインを知っておこう

【ポイント1】でWordPressはコーポレートサイトとして使えるんだ!というところはもう完全におさえられと思います。次にWordPressは、普通のコーポレートサイト以上のことができるという点も理解しておきましょう。

■ネットショップが構築できるプラグイン
Welcart for wordpress http://www.welcart.com/
WP e-Commerce http://wordpress.org/plugins/wp-e-commerce/
GetShopped http://getshopped.org/

■会員制サイトが構築できるプラグイン
WP-Members https://wordpress.org/plugins/wp-members/
heme My Login http://wordpress.org/plugins/theme-my-login/
User Role Editor https://wordpress.org/plugins/user-role-editor/

■アンケート集計ができるプラグイン
WP-Polls https://wordpress.org/plugins/wp-polls/
Polldaddy https://ja.polldaddy.com/login/

■口コミサイトが構築できるプラグイン
GD Star Rating http://www.gdstarrating.com/
WP-PostRatings http://wordpress.org/plugins/wp-postratings/

■SNSサイトが構築できてしまう構築プラグイン
Buddy Press https://buddypress.org/

こうしたプラグインを使えば、会社情報、IR情報、採用情報などいわゆる会社案内のパンフレットのWEB版以上のことができてしまいます。

いずれも無料で提供されているのが驚きですね。

【ポイント3】自社でやりたいことをイメージしてから外注先と相談しよう

以上、WordPressを使えば非常に高機能なコーポレートサイトが作れるということが分かりました。自社でもこうしたサイトを作ってみたい!こう思ったウェブ担当者のあなたはきっと、WordPressのコーポレートサイトに実績のあるウェブ制作会社を検索し始めようとしていることでしょう。

でも、ちょっと待って下さい!

WordPressは確かにいろいろなことができるプラットフォームですが、まだまだブログシステム+アルファという認識のウェブ制作会社も多いのも事実です。

例えばデザイン主体、デザインがウリの制作会社の場合には、【ポイント2】で紹介したようなプログラミングが絡むようなWordPressサイトの構築は苦手といってよいでしょう。
WordPress自体に、高機能なプログラムを簡単に実現できるプラグインがすぐに使える機能が最初から用意されているにしても、それらを使いこなして自社でやりたいことを実現するためにはある程度のカスタマイズが必要になってきます。

そうした場合にデザイン主体のWordPressの会社では対処することはほぼ不可能です。

つまり、WordPressでコーポレートサイトを作りたいという場合に、会社案内プラスアルファの会社パンフレットのWeb版という部分で満足なのか、それとも、【ポイント2】で紹介したようなWordPressらしい可能性をいくつかためしてみたいかによって、パートナーとして選定すべき外注先はまったく違ってくるということです。

もし、この記事を読んでいるウェブ担当者のあなたが、【ポイント2】で紹介したようなプラグインを駆使して先進的なコーポレートサイトを作りたいという場合には、システム構築に強いホームページ制作会社をチョイスする必要があります。

それにはまず、自社でどんなサイトを構築したいのかのイメージを確認してください。会社案内だけでなく、サイトに来てくれた人にアンケーをとったりしながら見込み客を獲得して育てていきたいなど、プラスアルファの部分が少しでも見えてきたら、ぜひシステム開発に強いWordPress対応のホームページ制作会社に声をかけてみましょう。

株式会社ダブルアップでは、そうしたご相談を随時受け付けておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。